Unityゲーム制作におけるメモリ容量の結論

32GBで足りるケースと足りないケース
Unityでのゲーム制作において、メモリ32GBは中規模プロジェクトまでなら充分に対応できますが、大規模3Dゲームや複雑なシミュレーションを扱う場合は64GB以上が必要になることが分かっています。
2Dゲームやシンプルな3Dゲームであれば32GBで問題なく作業できますが、オープンワールド系のゲームや高精細なアセットを大量に扱うプロジェクトでは、Unity Editorだけで20GB以上のメモリを消費する場合もあります。
では一体どれくらいのメモリを搭載すればいいのでしょうか?答えはシンプル。
プロジェクト規模別のメモリ使用実態
モバイル向けの2Dパズルゲームを制作している場合、Unity Editorとブラウザ、その他のツールを同時起動しても16GB程度で収まることもありますが、PC向けの3DアクションゲームでHDRP(High Definition Render Pipeline)を使用している場合は、エディタだけで15GBから25GBのメモリを消費してしまいますよね。
さらにVisual Studio、Photoshop、Blenderなどの関連ツールを同時に開いて作業するのが当たり前になっています。
Unityが消費するメモリの内訳

エディタ本体のメモリ使用量
プロジェクトを開くと、シーンの複雑さやアセット数に応じて大幅に増加します。
小規模な2Dプロジェクトであれば合計で5GBから8GB程度で済みますが、3Dプロジェクトで高解像度テクスチャや複雑なシェーダーを使用している場合、エディタだけで12GBから20GBを消費することも珍しくありません。
特にHDRPやURPを使用したプロジェクトでは、シェーダーのコンパイルやライティングのベイク処理中に一時的にメモリ使用量が急増する傾向があります。
アセットとテクスチャのメモリ負荷
ゲーム制作において最もメモリを消費するのがアセットデータ。
特に高解像度の3Dモデルや4Kテクスチャを大量に使用するプロジェクトでは、これらのデータがメモリに展開されるため、想像以上のメモリを必要とします。
例えば4K解像度のテクスチャ1枚は非圧縮状態で約64MBのメモリを消費し、これが数百枚単位で存在するプロジェクトでは、テクスチャだけで10GB以上のメモリを占有することになります。
さらに3Dモデルのポリゴンデータやアニメーションデータ、オーディオファイルなども加わるため、大規模プロジェクトではアセット関連だけで20GBから30GBのメモリが必要になる計算です。
同時起動する開発ツールの影響
Unity開発では、エディタ以外にも複数のツールを同時に使用するのが一般的。
Visual StudioやRiderなどのIDEは3GBから5GB、Photoshopは4GBから8GB、Blenderは2GBから6GB程度のメモリを消費します。
特にChrome系ブラウザでドキュメントを複数タブ開いている場合、さらに2GBから4GBが追加で必要になります。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R67B
| 【ZEFT R67B スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | DeepCool CH160 PLUS Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65K
| 【ZEFT R65K スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster Silencio S600 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R66I
| 【ZEFT R66I スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FJB
| 【ZEFT R59FJB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | ASUS TUF Gaming GT502 Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
プロジェクトタイプ別のメモリ要件

2Dゲーム制作の場合
モバイル向けのパズルゲームやアクションゲーム、RPGなどを制作する場合、Unity Editorが消費するメモリは通常8GBから12GB程度に収まります。
これにVisual Studioやブラウザ、画像編集ソフトを加えても、合計で20GB前後で作業できるため、32GBあれば余裕を持った開発が可能。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
3Dゲーム制作(中規模)の場合
中規模の3Dゲーム、例えばステージクリア型のアクションゲームやレースゲームなどを制作する場合、32GBはギリギリのラインになります。
Unity EditorでURPを使用し、適度な品質の3Dモデルとテクスチャを扱う場合、エディタだけで12GBから18GBのメモリを消費することが分かっています。
これに開発ツール類を加えると、システム全体で25GBから30GBのメモリを使用するため、32GBでは余裕がほとんどありません。
中規模3Dゲームを快適に開発するには、実は32GBよりも、64GBにした方が安定するのです。
メモリに余裕があれば、ビルド時間の短縮やエディタの応答速度向上にも繋がります。
3Dゲーム制作(大規模)の場合
オープンワールド系のゲームや、高品質なグラフィックスを追求する大規模3Dプロジェクトでは、64GB以上のメモリが必須となります。
これは妥協の余地がない部分。
HDRPを使用した大規模プロジェクトでは、Unity Editorだけで20GBから35GBのメモリを消費することも珍しくありません。
広大なマップデータ、高解像度のテクスチャ、複雑なシェーダー、大量のゲームオブジェクトなどが同時にメモリ上に展開されるためです。
さらにライティングのベイク処理やナビメッシュの生成時には、一時的に50GB以上のメモリを必要とする場合もあります。
このような大規模プロジェクトを32GBのメモリで開発しようとすると、頻繁にメモリ不足が発生し、最悪の場合エディタがクラッシュしてしまいますよね。
メモリ不足が引き起こす具体的な問題


エディタの動作が重くなる症状
メモリが不足すると、最初に現れる症状がエディタの動作速度低下です。
これはメモリ不足によってスワップが発生し、本来RAMに保存されるべきデータがストレージに書き出されるためです。
PCIe Gen.5 SSDを使用していても、RAMと比較すると速度は桁違いに遅いため、スワップが発生すると体感できるレベルで動作が重くなります。
特にプレイモードに入る際の読み込み時間が長くなったり、スクリプトのコンパイル時間が延びたりする症状が顕著。
これらは開発効率を大きく低下させる要因になります。
ビルド時間の増加とクラッシュリスク
Unityでゲームをビルドする際、すべてのアセットを処理してパッケージ化する必要があり、この過程で大量のメモリを消費するのです。
32GBのメモリでギリギリ動作している環境では、ビルド中にメモリ使用量がピークに達し、エディタがクラッシュする可能性があります。
実際に私も中規模プロジェクトのビルド中に、メモリ不足でエディタが強制終了した経験があり、正直ここまでメモリが重要だとは思っていませんでした。
ビルド時間も、メモリに余裕がある環境と比較して2倍から3倍に延びることがあり、開発スケジュールに影響を与えかねません。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YL


| 【ZEFT R60YL スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65M


| 【ZEFT R65M スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster Silencio S600 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Z


| 【ZEFT Z58Z スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAC


| 【ZEFT R59YAC スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
マルチタスク作業の制限
ゲーム開発では、Unity以外にも多数のアプリケーションを同時に使用する必要があります。
3Dモデリングツール、画像編集ソフト、IDE、ブラウザ、コミュニケーションツールなど、これらを同時起動するのが当たり前になっています。
32GBのメモリでは、これらすべてを快適に動作させることが難しく、作業の度にアプリケーションを切り替えたり、不要なツールを終了したりする必要が出てきます。
特にBlenderでモデルを編集しながらUnityで確認する、Photoshopでテクスチャを調整しながらリアルタイムでUnityに反映させるといった、シームレスな作業フローが実現できないのは大きなデメリット。
32GBで快適に作業するための最適化テクニック


Unity Editorの設定調整
まずはプロジェクト設定でテクスチャの最大サイズを制限すること。
そしてエディタ上でのプレビュー品質を下げること。
Edit > Preferences > GI Cacheの設定で、ライトマップのキャッシュサイズを制限するのも効果的です。
デフォルトでは10GBに設定されていますが、これを5GB程度に減らすことで、メモリの節約が可能になります。
さらにWindow > Asset Management > Addressablesを活用し、必要なアセットだけをメモリに読み込む仕組みを構築すれば、エディタのメモリ使用量を大幅に削減できます。
アセット管理の工夫
なぜなら、不要なアセットがプロジェクトに残っていると、それらもメモリを消費してしまうからです。
定期的にプロジェクト内の未使用アセットを削除し、テクスチャの解像度も必要最小限に抑えることが大切。
開発中は2Kテクスチャで作業し、最終ビルド時のみ4Kに差し替えるといった運用も有効です。
また、大きなシーンは複数の小さなシーンに分割し、Additive Loadingで必要な部分だけを読み込む設計にすることで、エディタのメモリ負荷を分散できます。
これにより、32GBでも比較的大規模なプロジェクトに対応できるようになります。
開発ツールの使い分け
すべてのツールを同時起動するのではなく、作業内容に応じて必要なツールだけを起動する習慣をつけることも重要。
3Dモデリング作業中はUnityを終了する、コーディング中はPhotoshopを閉じるといった使い分けです。
ブラウザのタブも、必要なドキュメントだけを開き、不要なタブは積極的に閉じましょう。
Chrome系ブラウザは1タブあたり数百MBのメモリを消費するため、10タブ開いているだけで2GBから3GBのメモリが奪われます。
IDEについても、Visual Studioよりもメモリ使用量が少ないVisual Studio Codeを選択するのも一つの方法。
機能は若干制限されますが、メモリに余裕がない環境では有効な選択肢になります。
64GBにアップグレードすべきケース


大規模プロジェクトの開発
このクラスのプロジェクトでは、Unity EditorのHDRPを使用し、8K解像度のテクスチャや数百万ポリゴンの3Dモデルを扱うことになります。
シーン内のゲームオブジェクト数も数千から数万単位になり、これらすべてをメモリ上で管理するには、32GBでは到底足りません。
実際の開発現場では、このクラスのプロジェクトに携わる開発者は64GBから128GBのメモリを搭載したワークステーションを使用しているケースが多く、それが業界標準になりつつあります。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN SR-ar5-5660H/S9


| 【SR-ar5-5660H/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RH


| 【ZEFT R60RH スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SZ


| 【ZEFT R60SZ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CRA


| 【ZEFT R60CRA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59Y


| 【ZEFT R59Y スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
VRやARコンテンツの制作
VRでは両眼分のレンダリングが必要になり、高いフレームレートを維持するために最適化されたアセットでも、メモリ使用量は通常の1.5倍から2倍になることが分かっています。
さらにVR開発では、実機でのテストが頻繁に必要になるため、Unity EditorとVRデバイスのランタイムを同時に動作させることになります。
これにより、さらに数GBのメモリが追加で必要になるのです。
これらの分野で本格的な開発を行うなら、64GB以上のメモリを搭載した環境を用意した方がいいでしょう。
マルチプラットフォーム開発
PC、コンソール、モバイルなど、複数のプラットフォーム向けに同時開発を行う場合も、64GBのメモリが推奨されます。
各プラットフォーム向けのビルド設定やアセットバリエーションを管理する必要があり、プロジェクトの規模が自然と大きくなるためです。
特にコンソール向けの開発では、プラットフォーム固有のSDKやデバッグツールも同時に動作させる必要があり、これらも相応のメモリを消費します。
PlayStation 5やXbox Series X向けの開発環境では、開発キットとの通信やプロファイリングツールの使用により、さらに5GBから10GBのメモリが必要になることもあります。
メモリ以外で重要なPC構成要素


CPUの選択が開発効率に与える影響
Unityでのゲーム制作において、メモリと同じくらい重要なのがCPUの性能。
特にスクリプトのコンパイル、ライティングのベイク、ビルド処理などは、CPUの性能に大きく依存します。
現行のCPUでは、Ryzen 7 9800X3DやCore Ultra 7 265Kあたりがコストパフォーマンスに優れており、Unity開発に適しています。
マルチコア性能が高いため、バックグラウンドでのコンパイルやビルド処理を高速化できるのです。
より大規模なプロジェクトや、頻繁にビルドを行う環境では、Ryzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kといったハイエンドモデルを選択することで、開発時間を大幅に短縮できます。
コア数が多いほど、並列処理が効率化され、待ち時間が減少するためです。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42708 | 2460 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42463 | 2264 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41502 | 2255 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 40801 | 2353 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38289 | 2074 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38214 | 2045 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 36990 | 2351 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 36990 | 2351 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35373 | 2193 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35234 | 2230 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33498 | 2204 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32646 | 2233 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32282 | 2098 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32172 | 2189 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29027 | 2036 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28319 | 2152 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28319 | 2152 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25252 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25252 | 2171 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 22907 | 2208 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 22895 | 2088 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20693 | 1856 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19354 | 1934 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17593 | 1813 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 15921 | 1775 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15169 | 1978 | 公式 | 価格 |
グラフィックボードの必要性能
特にHDRPを使用したプロジェクトでは、リアルタイムレイトレーシングやポストプロセスエフェクトの処理に、相応のGPU性能が必要です。
中規模の3Dプロジェクトであれば、GeForce RTX5070やRadeon RX 9070XTで充分に対応できます。
これらのミドルレンジGPUは、Unity EditorでのHDRP表示も快適にこなせる性能を持っており、コストパフォーマンスも優れています。
大規模プロジェクトやVR開発では、GeForce RTX5070TiやRTX5080クラスのGPUが推奨されます。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48289 | 101690 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 31886 | 77886 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 29904 | 66600 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29827 | 73249 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 26939 | 68764 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26287 | 60095 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21769 | 56664 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19755 | 50362 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16424 | 39278 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15862 | 38108 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15726 | 37886 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14518 | 34836 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13630 | 30785 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13094 | 32283 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10733 | 31666 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10563 | 28517 | 115W | 公式 | 価格 |
ストレージ速度の重要性
Unity開発では、プロジェクトの読み込みやアセットのインポート、ビルド処理など、ストレージへのアクセスが頻繁に発生します。
そのため、ストレージの速度も開発効率に大きく影響するのです。
現在主流のPCIe Gen.4 SSDであれば、読み込み速度7,000MB/s程度の製品が手頃な価格で入手でき、Unity開発には充分な性能を発揮します。
PCIe Gen.5 SSDは読み込み速度が14,000MB/s超と高速ですが、発熱が大きく価格も高いため、Unity開発においてはGen.4で充分と言えます。
むしろストレージ容量を優先し、2TBから4TBの容量を確保する方が実用的でしょう。
BTOパソコンでのメモリ構成の選び方
標準構成とカスタマイズのポイント
BTOパソコンを購入する際、多くのショップでは標準構成として16GBまたは32GBのメモリが設定されています。
Unity開発用途であれば、最低でも32GBを選択し、予算に余裕があれば64GBにカスタマイズするのが賢明な判断。
メモリのカスタマイズ時には、メーカーも確認しましょう。
MicronのCrucialブランドやGSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーの製品を選択できるショップがおすすめです。
これらのメーカーは品質が安定しており、長期使用でも問題が起きにくい傾向があります。
DDR5-5600が現在の主流規格であり、Intel Core UltraシリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも、この規格に最適化されています。
より高速なDDR5-6000以上のメモリも選択できますが、Unity開発においては体感できるほどの差は出ないため、標準的なDDR5-5600で充分です。
将来的な拡張性の確保
BTOパソコンを選ぶ際は、将来的なメモリ増設の可能性も考慮すべき。
マザーボードのメモリスロット数を確認し、4スロット搭載されているモデルを選択することで、後から増設する余地を残せます。
例えば最初は16GB×2枚の32GB構成で購入し、後から16GB×2枚を追加して64GBにするといった拡張が可能。
ただし、後から追加する場合は同じメーカー、同じ規格のメモリを選ぶ必要があるため、最初に選んだメモリの型番をメモしておくことが大切です。
一方で、最初から64GBを搭載する場合は、32GB×2枚の構成にしておくと、将来的に128GBへの拡張も視野に入れられます。
コストパフォーマンスを考えた構成例
Unity開発用のBTOパソコンで、コストパフォーマンスを重視した構成を考えると、以下のようなバランスが理想的です。
CPUはRyzen 7 9700XまたはCore Ultra 7 265K、メモリは32GB(DDR5-5600)、GPUはGeForce RTX5070またはRadeon RX 9070XT、ストレージはPCIe Gen.4 SSDの2TBという組み合わせ。
この構成であれば、中規模までの3Dプロジェクトを快適に開発でき、価格も比較的抑えられます。
総額で25万円から30万円程度の予算で実現可能な構成であり、個人開発者やインディーゲーム制作者にとって現実的な選択肢になります。
実際の開発現場でのメモリ使用状況


小規模チームでの実例
2D担当のデザイナーは16GBのメモリで問題なく作業できていましたが、3Dモデラーとプログラマーは32GBでも時折メモリ不足に悩まされていたのです。
特にプログラマーは、Unity Editor、Visual Studio、複数のブラウザタブ、Discordなどを同時起動するため、メモリ使用量が常に28GB前後で推移していました。
ビルド時には32GBの上限に達し、スワップが発生してビルド時間が延びる問題が頻発していたため、最終的に64GBにアップグレードすることで解決しました。
この経験から学んだのは、チーム開発では各メンバーの作業内容に応じて、適切なメモリ容量を確保することが重要だということ。
全員が同じスペックである必要はなく、役割に応じた最適化が効率的です。
中規模プロジェクトでの実例
中規模の3Dアクションゲームプロジェクトでは、開発メンバー全員が最低32GB、リードプログラマーとテクニカルアーティストは64GBのメモリを搭載したPCを使用していました。
プロジェクトの規模が大きくなるにつれ、32GBでは作業効率が低下することが明らかになったためです。
特にライティングのベイク処理やナビメッシュの生成時には、64GBのメモリでも使用率が80%を超えることがあり、32GBでは処理が完了しないケースもありました。
また、複数のシーンを同時に開いて作業する必要がある場合、32GBでは明らかに不足していたのです。
このプロジェクトでは、開発の中盤で全メンバーのPCを64GB構成にアップグレードすることを決定し、結果として開発効率が約30%向上したと実感しています。
大規模プロジェクトでの実例
プロジェクトの規模が巨大で、単一のシーンファイルだけで数十GBのメモリを消費することも珍しくなかったのです。
HDRPを使用した高品質なグラフィックス、広大なマップデータ、数千種類のアセット、複雑なAIシステムなど、すべてが大規模で、32GBのメモリでは開発作業そのものが不可能でした。
ビルド処理には50GB以上のメモリが必要になることもあり、64GBでもギリギリという状況。
メモリ容量別の推奨プロジェクト規模


16GBで対応できる範囲
16GBのメモリは、Unity開発においては最低限のラインと考えるべきです。
対応できるのは、シンプルな2Dゲームや、非常に小規模な3Dプロジェクトに限られます。
具体的には、モバイル向けのパズルゲーム、2Dプラットフォーマー、シンプルなカジュアルゲームなどが該当します。
これらのプロジェクトでは、アセット数が少なく、Unity Editorのメモリ使用量も5GB前後に抑えられるため、16GBでも何とか作業できるでしょう。
ただし、開発ツールを同時に複数起動することは難しく、作業効率は決して高くありません。
本格的なゲーム開発を目指すのであれば、16GBは避けるべき。
| プロジェクト規模 | 推奨メモリ容量 | Unity使用量 | 開発ツール込み使用量 | 快適度 |
|---|---|---|---|---|
| 小規模2D | 16GB | 5-8GB | 12-15GB | △ |
| 中規模2D | 32GB | 8-12GB | 18-25GB | ○ |
| 小規模3D | 32GB | 10-15GB | 20-28GB | △ |
| 中規模3D | 64GB | 15-25GB | 30-45GB | ○ |
| 大規模3D | 128GB | 25-50GB | 50-80GB | ○ |
32GBで対応できる範囲
32GBのメモリは、中規模までのプロジェクトに対応できる容量です。
2Dゲームであればほぼすべての規模に対応でき、3Dゲームでも中規模程度までなら充分に開発可能。
具体的には、ステージクリア型の3Dアクションゲーム、レースゲーム、シミュレーションゲーム、中規模のRPGなどが該当します。
URPを使用したプロジェクトであれば、比較的快適に作業できるでしょう。
64GB以上が必要な範囲
64GB以上のメモリが必要になるのは、大規模な3Dプロジェクト、VR/ARコンテンツ、マルチプラットフォーム開発などです。
これらのプロジェクトでは、32GBでは明らかに不足し、開発作業そのものが困難になります。
オープンワールドゲーム、AAA級のグラフィックスを持つゲーム、大規模なマルチプレイヤーゲームなどは、64GBを最低ラインとして考えるべき。
さらに規模が大きいプロジェクトでは、128GBやそれ以上のメモリを搭載した環境が推奨されます。
個人開発者やインディースタジオでも、本格的な3Dゲームを制作するなら、64GBへの投資は避けて通れません。
メモリ増設とアップグレードの判断基準


メモリ不足のサインを見逃さない
まず、タスクマネージャーでメモリ使用率を確認しましょう。
常時80%以上の使用率で推移している場合は、メモリ不足の可能性があります。
Unity Editorの動作が以前より重くなった、ビルド時間が延びた、プレイモードへの移行に時間がかかるようになったといった症状も、メモリ不足のサイン。
これらの症状が頻繁に現れるようになったら、メモリ増設を検討するタイミングです。
さらに、Windowsのイベントビューアーでメモリ関連のエラーや警告が記録されているかどうかをチェックしましょう。
増設のタイミングと方法
メモリ増設のタイミングは、プロジェクトの規模が大きくなり始めた時期が最適。
プロジェクトの初期段階では32GBで充分でも、開発が進むにつれてアセットが増え、シーンが複雑になると、メモリ不足が顕在化してきます。
増設方法としては、既存のメモリに追加する方法と、すべて交換する方法があります。
例えば16GB×2枚の32GB構成から、さらに16GB×2枚を追加して64GBにする場合、同じメーカー、同じ規格、同じ速度のメモリを選ぶことが重要です。
可能であれば、最初から大容量のメモリを搭載するか、後から増設する前提で同じ製品を追加購入できるよう、型番を記録しておくことをおすすめします。
コストと効果のバランス
64GBへのアップグレードであれば、追加で同程度の費用がかかります。
一方、メモリ不足による開発効率の低下は、時間的なコストとして換算すると、はるかに大きな損失になる可能性があります。
例えば、ビルド時間が2倍になることで、1日あたり1時間の待ち時間が発生するとします。
1ヶ月で約20時間、1年で約240時間の損失になり、これは実質的に30日分の作業時間に相当するのです。
特にプロフェッショナルとして開発を行っている場合、時間こそが最も貴重なリソースであり、それを守るためのメモリ投資は惜しむべきではありません。
Unity以外の用途も考慮したメモリ選択


3Dモデリングソフトとの併用
Unity開発者の多くは、BlenderやMaya、3ds Maxなどの3Dモデリングソフトも使用します。
これらのソフトウェアも、複雑なモデルを扱う場合は大量のメモリを消費するため、Unity用のメモリとは別に考慮する必要があります。
Blenderで高ポリゴンのモデルをスカルプトする場合、4GBから8GBのメモリを消費することも珍しくありません。
3Dモデリングを頻繁に行う開発者は、64GB以上のメモリを搭載することで、UnityとBlenderを同時起動し、シームレスに作業できる環境を構築できます。
モデルを調整してすぐにUnityで確認するという作業フローが実現でき、開発効率が大幅に向上するのです。
画像・動画編集との併用
これらのソフトウェアも、高解像度の素材を扱う場合は大量のメモリを必要とします。
Photoshopで4K解像度の画像を複数レイヤーで編集する場合、6GBから10GBのメモリを消費することがあります。
これらのクリエイティブツールをUnityと併用する場合、64GBのメモリがあれば、すべてのアプリケーションを同時起動しても余裕を持って作業できます。
配信や録画を行う場合
ゲーム開発の過程を配信したり、チュートリアル動画を作成したりする開発者も増えています。
OBS StudioやStreamlabs OBSなどの配信ソフトは、高画質設定では2GBから4GBのメモリを消費します。
Unity Editorでの作業を配信しながら行う場合、Unity本体のメモリ使用量に加えて、配信ソフトのメモリも必要になります。
さらにブラウザで配信画面を確認したり、チャットを表示したりすると、さらにメモリが必要になるのです。
配信や録画を頻繁に行う開発者は、これらの用途も考慮して、64GB以上のメモリを搭載することをおすすめします。
配信中にメモリ不足でエディタがクラッシュするといった事態は、絶対に避けたいですよね。
最新ハードウェアトレンドとUnity開発


DDR5メモリの実用性
現在のPC市場では、DDR5メモリへの移行が完了しており、Intel Core UltraシリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも、DDR5メモリを標準サポートしています。
DDR4と比較して、DDR5は帯域幅が大幅に向上しており、大量のデータを扱うUnity開発において有利です。
DDR5-5600が現在の主流規格であり、価格も安定してきました。
より高速なDDR5-6000やDDR5-6400も選択できますが、Unity開発においては、速度よりも容量を優先すべき。
DDR5-5600の64GBの方が、DDR5-6400の32GBよりも実用的です。
DDR5メモリの利点は、単に速度だけでなく、電力効率の向上や、将来的な拡張性の高さにもあります。
長期的に使用するPCを構築する場合、DDR5を選択することで、数年後のアップグレードにも対応しやすくなるでしょう。
最新CPUとメモリの相性
これにより、大容量メモリを搭載した場合でも、安定した動作が期待できます。
特にRyzen 9000シリーズのX3Dモデルは、大容量の3D V-Cacheを搭載しており、メモリアクセスの効率が非常に高いのが特徴。
Unity開発のような、頻繁にメモリアクセスが発生するアプリケーションでは、この特性が大きなメリットになります。
どちらのプラットフォームを選択しても、Unity開発に必要なメモリ性能は充分に確保できるでしょう。
今後のメモリ要件の予測
ゲーム開発の技術は年々進化しており、それに伴ってメモリ要件も増加し続けています。
数年前は16GBで充分だったUnity開発も、現在では32GBが最低ライン、大規模プロジェクトでは64GB以上が必要になっています。
この傾向は今後も続くと予想しています。
また、8K解像度のテクスチャや、より複雑な物理シミュレーションなど、技術の進化に伴ってメモリ使用量は増加していきます。
今からPCを新調するのであれば、将来的な拡張性も考慮して、64GBを標準として考え、可能であれば128GBへのアップグレードパスを確保しておくことをおすすめします。
5年後には、64GBが最低ライン、128GBが推奨という時代が来るかもしれません。
結局32GBで足りるのか、64GBにすべきか


プロジェクト規模で判断する
小規模から中規模の2Dゲーム、シンプルな3Dゲームであれば32GBで充分に対応可能。
しかし、大規模な3Dゲーム、オープンワールド、VR/ARコンテンツを制作する場合は、64GB以上が必須です。
自分が今後どのようなプロジェクトに取り組むかを考え、それに応じたメモリ容量を選択することが重要。
現在は小規模なプロジェクトでも、将来的に大規模なゲーム制作に挑戦する可能性があるなら、最初から64GBを搭載しておく方が賢明でしょう。
特にBTOパソコンの場合、購入時にカスタマイズする方が、後から増設するよりもコストを抑えられることが多いのです。
予算との兼ね合い
32GBから64GBへのアップグレードには、約15,000円から20,000円程度の追加費用がかかります。
予算が限られている場合は、まず32GBでスタートし、プロジェクトの規模が大きくなった段階で64GBに増設するという選択肢もあります。
ただし、この場合は将来的な増設を前提として、メモリスロットに余裕のあるマザーボードを選択することが必須です。
一方、予算に余裕があるなら、最初から64GBを搭載することで、将来的なメモリ不足の心配をせずに開発に集中できます。
長期的な開発効率を考えると、この投資は充分に価値があると考えられます。
最終的な推奨構成
これが現時点での最適解。
具体的には、2Dゲームメインの開発者は32GBで充分、3Dゲームを中心に開発する場合は64GBを選択するという基準で判断するとよいかと思います。
VR/AR開発や、マルチプラットフォーム開発を行う場合は、迷わず64GB以上を選択すべきです。
また、Unity以外にも3Dモデリングや動画編集など、メモリを大量に消費する作業を行う場合は、それらの用途も含めて総合的に判断する必要があります。
複数のクリエイティブツールを同時使用するなら、64GBは最低ラインと考えた方がいいでしょう。
| 開発者タイプ | 推奨メモリ | CPU推奨 | GPU推奨 | 想定予算 |
|---|---|---|---|---|
| 2Dゲーム個人開発 | 32GB | Ryzen 7 9700X / Core Ultra 7 265K | RTX5060Ti / RX 9060XT | 20-25万円 |
| 3Dゲーム個人開発 | 64GB | Ryzen 7 9800X3D / Core Ultra 7 265K | RTX5070 / RX 9070XT | 30-35万円 |
| 中規模スタジオ | 64GB | Ryzen 9 9950X3D / Core Ultra 9 285K | RTX5070Ti / RX 9070XT | 35-45万円 |
| 大規模プロジェクト | 128GB | Ryzen 9 9950X3D / Core Ultra 9 285K | RTX5080以上 | 50万円以上 |
よくある質問


Unity開発で16GBのメモリは使えますか
16GBのメモリでもUnity開発は可能ですが、非常に限定的な用途に限られます。
シンプルな2Dゲームや、学習目的の小規模プロジェクトであれば何とか動作しますが、実用的なゲーム開発には不足します。
メモリは後から増設できますか
マザーボードに空きスロットがあること、同じ規格のメモリを使用すること、BIOSが認識できる容量の範囲内であることなどです。
可能であれば、最初から必要な容量を搭載しておく方が安全で確実です。
DDR4とDDR5どちらを選ぶべきですか
Intel Core Ultra 200シリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも、DDR5メモリを標準としているため、新規にPCを購入する場合はDDR5一択です。
32GBを2枚と16GBを4枚どちらがいいですか
メモリ構成としては、32GB×2枚の方が推奨されます。
理由は、将来的に64GBから128GBへの拡張が容易であること、メモリコントローラーへの負荷が少なく安定動作しやすいこと、デュアルチャネル動作が確実に機能することなどです。
16GB×4枚の構成でも問題なく動作しますが、拡張性の面で不利になります。
メモリの速度は開発効率に影響しますか
DDR5-5600とDDR5-6400を比較しても、体感できるほどの差は出ないことが多いのです。
それよりも、充分な容量を確保することの方が重要。
VR開発には何GBのメモリが必要ですか
VR開発には、最低でも64GBのメモリが必要です。
VRゲームは通常のゲームと比較して、両眼分のレンダリングが必要になるため、メモリ使用量が1.5倍から2倍に増加します。
さらにVRデバイスのランタイムやデバッグツールも同時に動作させる必要があり、32GBでは明らかに不足します。
本格的なVR開発を行うなら、64GB以上を搭載した環境を用意することが必須です。
モバイルゲーム開発でも64GBは必要ですか
特にiOSとAndroid両方のビルド環境を同時に扱う場合、メモリ使用量が増加するため、余裕を持った構成が望ましいでしょう。
メモリ不足でプロジェクトが開けない場合の対処法
まずは不要なアプリケーションをすべて終了し、Unityだけを起動してみること。
それでも開けない場合は、プロジェクト設定でテクスチャの品質を下げる、ライトマップキャッシュを削除する、シーンを分割して小さくするなどの最適化が必要です。

